患者さんへ

緩和ケア病棟について

緩和ケア病棟について

緩和ケアとは?

主にがんなどの病気に伴う痛みや不快な症状、気持ちのつらさを和らげ、一日一日を大切に生活していただくことを目的とした病棟です。通院や在宅療養では症状を和らげることが難しく、入院が必要と判断された患者さんが対象です。

当病棟では、患者さんやご家族の皆さんに安心して治療やケアを受けていただけるように医師、看護師、薬剤師、栄養士、理学療法士、退院支援担当看護師(社会福祉士)、ボランティア等が皆さまの生活をお手伝いいたします。

緩和ケア病棟について

診療部長杉本医師からの挨拶

診療部長(緩和ケア担当)
杉本医師

ひとりひとりの顔が異なるように、がんの治療も各々にあった個別治療が今日の医療において大切です。がんは知らない間に大きくなり体を蝕んでいきます。がんと診断されれば誰しも嘆き悲しみ、苦しみが襲います。生命の危機との闘いが始まり、将来設計も変更しなければなりません。がんは早期に診断できればきちんと治るがんもあります。がん治療を行う時もがんに対する治療が及ばなくなった時も、今必要なことは何かを共に考え、寄り添い支えあう緩和ケアを広めていきたいと考えています。その中心的な役割を担う緩和ケア病棟が平成24年12月に完成しました。5階北病棟を改築し、21床全個室の病棟となっています。緩和ケア病棟に入院される患者様は、がんによる種々の症状が出現して苦しんでいる方を対象としています。少しでも苦痛を取り除き、穏やかに過ごしていただけるようにスタッフ一同取り組んでいます。

緩和ケア担当 川﨑医師からの挨拶

(緩和ケア担当)
川﨑医師

緩和ケアとは「重い病を抱える患者やその家族一人一人の身体や心などの様々なつらさをやわらげ、より豊かな人生を送ることができるように支えていくケア」のことです。
当院の緩和ケア病棟では、できる限り患者さんやそのご家族のご希望に沿いながら、苦痛を和らげることを様々な職種で検討しています。
緩和ケア病棟に入るともう最期まで出られないとよく誤解され敬遠されますが、体の状態やご自宅の環境が整えばまた帰っていただくことも可能です。
緩和ケア病棟での毎日を満足して過ごしていただけるよう、日々努力しております。
随時見学もしていただけますので、どうぞお気軽にお越しください。

緩和ケア病棟の理念

あなたの暮らし あなたの時間 大切に支援します

基本方針

  1. 患者のQOL(Quality of Life:生活の質)の維持・向上を目指し、痛みなどの心身の不快な症状の緩和につとめ、最善のケアを提供します。
  2. 家族の不安やつらい気持ち、体の負担に配慮し、患者さんとより良い時間が過ごせるように支えていきます。また、死別の後にいたるまでご家族を支援します。
  3. さまざまな苦痛が緩和できるように、多職種の職員(ボランティア含む)とチームを構成し、ケアを提供します。
  4. 希望される療養の場が提供できるように地域連携を図ります。
  5. 地域の緩和ケアの普及と向上に努めます。

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診察から入院までの流れ

緩和ケア外来(受診日、時間)

受診日
時間
木曜日の午後
2枠13時・14時)
金曜日の午前
3枠(9時・10時・11時)

*緩和ケア外来は完全予約制になります。

病棟見学

当院では外来診療とは別に病棟の見学が可能です。

見学可能曜日
月曜日~金曜日
時間
10時から6時

*見学をご希望の方は事前にお電話でお申し込みください。

TEL
072-794-2321(代表)
(緩和ケア病棟見学希望とお申し出ください)

入院までの流れ

  1. かかりつけ医からのご紹介で地域連携室が「緩和ケア外来」のご予約をお取り致します。  
  2. 「緩和ケア外来」は完全予約制のため、予約なしでの当日の受診対応はできません。

  • 現在の主治医の紹介状  
  • 保険証  
  • 検査データ  
  • 緩和ケア外来予約表  
  • レントゲン写真などのフィルムまたはCD-R

お越しになる方は、ご本人もしくは、本人の病状を理解されている家族の方だけでも構いません。
ただし、ご本人がお越しになれない場合は自費診療(約4,200円)となります。

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入院費用

医療費は厚生労働省により定められた「緩和ケア病棟入院料」により算定されます。高額療養費制度が適用になります。詳しくは医事課担当者にご相談ください。おおよその費用は下記のとおりです。

69歳以下の方(3割負担)
対象者
入院費用
食事代
1日あたり
月額負担限度額 ※
1日あたり
月額
上位所得者
約14,500円
約160,000円
780円
24,180円
一般
約90,000円
低所得者
35,400円
630円
19,530円
70歳以上の方(1割もしくは3割負担)
対象者
入院費用
食事代
1日あたり
月額負担限度額 ※
1日あたり
月額
現役並み所得者
約14,500円
約90,000円
780円
24,180円
一般
約4,800円
44,400円
低所得者II
24,600円
630円
19,530円
低所得者I
15,000円
300円
9,300円

※月額負担限度額:限度額認定証の提示があった場合の負担額です。
医療費は高額療養費支給制度の対象になりますので、申請することにより、自己負担額を超えた金額が還付されますが、食事代は含まれません。

個室料金

 
室数
1日あたり室料(税抜)
室内備品
(市内在住)
(市外在住)
有料個室 (約14m2
10
4,000円
6,000円
電動ベッド・ソファーベッド
トイレ・TV・冷蔵庫
無料個室 (約11m2
11
無料
無料
電動ベッド
TV・冷蔵庫

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緩和ケア病棟のご紹介

お誕生会・お食事会

談話室や和室を使ってお誕生会や、お食事会を行っています。
家族のみなさんとの大切な思い出に。

アロママッサージ

むくみの強い患者さんや、夜間なかなか寝付けない患者さんに対して
アロマオイルを用いてマッサージを行ったり、
芳香浴(香りを楽しんで頂くこと)を行っています。

ランチタイム

毎週月曜日と水曜日の12時15分~12時45分に
談話室で電子ピアノの演奏を行っています。
生のピアノ演奏を聴きながら皆さんにお食事を楽しんで頂いています。

年間行事

入院生活中、少しでも季節感を感じて頂けるよう
季節に合わせた病棟の飾り付けを行っています。
12月にはクリスマスコンサートが行われました。

 

 

 

    

 

 

 

 

特設イベント

音楽療法

音楽療法士が皆さんからのリクエストを頂いて曲を演奏しています。

コンサート

ゲストによる特設イベントが随時開催されています。

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5階北病棟(緩和ケア病棟)

※文字をクリックすると病室や施設の説明が表示されます。

病室のご案内

無料個室

電動ベット・テレビ・冷蔵庫が装備されています。
車いすのまま洗面が使える等使用者に優しい構造になっています。


有料個室

無料個室の装備に加えソファベットとトイレが設置されています。
又天井の壁紙や床材なども特別な使用になっています。
洗面台はより使いやすいよう大きなものを使用しています。


その他施設のご案内
共同キッチン

システムキッチンにIH調理器具や食器などを用意していますので、患者さんのお好みに合わせてご利用ください。


家族控室

ご家族が利用できる控え室(和室)を用意しています。
ご利用の際はスタッフまでお声掛けください。


面談室

ゆっくりと面談して頂けるよう、落ち着きのある家具と周りを気にすることなくお話して頂けるようなお部屋になっています。


診察室

通常の診察室とは異なり、ゆっくりと、落ち着いて診察を受けて頂けるようになっています。



お風呂

横になったまま入浴できる大きな介護浴槽とユニットバスを完備しています。
スタッフが入浴のお手伝いをさせていただきます。
ユニットバスはご家族もご利用いただけます。


談話室

明るく開放的な空間となっています。
季節に応じた行事をお楽しみいただけます。
インターネットの環境も整っており、自由に使うことができます。


談話室の絵

サンマルコ寺院広場
1963年 作:青木大乗
川西市郷土館所蔵


廊下

木目調の廊下と落ち着いた空間を提供しています。

5階北病棟紹介

緩和ケアチーム紹介

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主な病棟内設備

共同キッチン

システムキッチンにIH調理器具や食器等を用意していますので、患者さんのお好みに合わせてご利用ください。

お風呂

横になったまま入浴できる大きな介護浴槽とユニットバスを完備しています。
スタッフが入浴のお手伝いをさせていただきます。ユニットバスはご家族もご利用いただけます。

家族控室

ご家族が利用できる控室(和室)を用意しています。ご利用の際はスタッフまでお声をおかけください。

談話室

明るく開放的な空間があります。季節に応じた行事をお楽しみいただきます。

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緩和ケア病棟に関するQ&A

Q1.緩和ケア病棟に入院するために本人が病名を知っている必要はありますか?

A.緩和ケア病棟に入院するために本人が病名・病状を理解している事が望ましいですが、必ずしもそうでない場合もあると考えます。そのような場合には、当院に入院されたのちに、ご本人の求めに応じて適切に病名・病状の説明をすることをご家族の皆様はご理解ください。ご家族と一緒に支えていきたいと考えています。

Q2.緩和ケア病棟では積極的な治療(抗がん剤など)はしないのですか?

A.当院の緩和ケア病棟では、基本的に抗がん剤治療は行いません。緩和ケア病棟では痛みや、食欲不振、吐き気などのつらい症状に対し積極的な治療を行います。

Q3.緩和ケア病棟に入院すると退院はできないのですか?

A.患者さんとご家族のご希望に沿うように、地域のかかりつけ医や訪問看護師、ケアマネージャなどと連携し、退院ができるように支援していきます。

Q4.外来通院中に痛みが強くなったり、吐き気が強くなった時に、緩和ケア病棟にすぐに入院できますか?

A.緩和ケア病棟退院後、在宅療養中に具合が悪くなった場合にはご連絡ください。満床の場合には一般病棟へ入院していただく場合があります。

Q5.付き添いは必要ですか?

A.必ずしも必要ではありません。しかし、ご病態から付き添いをお願いする場合があります。

お問い合わせ

市立川西病院 緩和ケア病棟

TEL
072-794-2321