患者さんへ

産科

妊娠10ヶ月のドラマ

月数
2ヶ月
3ヶ月
4ヶ月
5ヶ月
6ヶ月
週数
4~7週
8~11週
12~15週
16~19週
20~23週
胎児の発育 身長 2~3㎝ 7~9㎝ 約16㎝ 約25㎝ 約30㎝
体重 4~5g 20g 約120g 約300g 約650g
その他 ・頭が大きく2等身だが人間の形らしくなる。 ・3等身となり、身体の基本的な部位ができあがる。 ・胎盤が完成する。胎盤は胎児に栄養や酸素を運ぶ。児の発育も進み内臓もほぼできあがる。 ・髪や爪が生えはじめ、耳や眼ができてくる。手足もよく動かすようになる。 ・まゆ毛やまつ毛が生えて顔もはっきりしてくる。
  ・眼・耳・口・内臓の原型ができる。   ・心拍動が活発となる。   ・羊水の中で活発に動きまわる。
      ・骨格・筋肉が発達する。  
母体の変化 ・予定月経が止まる ・つわりの重い人にはつらい時期となる。 ・つわりもおさまり、体調が回復してくる。 ・胎動を感じるようになる。 ・おなかが大きくなり、外見からも妊婦らしくなる。腸が圧迫され便秘しやすくなる。
・だるい、眠い、乳房がはる、乳頭が黒っぽくなる等の症状がでてくる。 ・便秘に悩む時期でもある。 ・下腹部が目立ちはじめる。 ・母性愛がつよまる。 ・初乳の出る人もいる。
  ・乳房が増大する。   ・乳房が大きくなり乳頭も黒くなってくる。 ・腟分泌物が増加する。
  ・おりものが増える。   ・尿回数が増える。 ・腰痛がおこりやすい。
        ・色素沈着が増える。
注意
事項
・早めに医師の診察をうける。 ・妊娠届けを出し、母子手帳の交付をうける。 ・バランスのとれた栄養を心がけ、妊娠貧血の予防に努める。 ・安定期にはいる。 ・この頃までに、虫歯の治療をすませておく。
・妊娠を確認したら、家族や周囲に妊娠したことを話し協力を依頼する。 ・流産のおこりやすい時期なので、出血があったりお腹が痛んだりしたら、医師の診断をうける。 ・適度の運動と休息をとる。 ・おなかの保温や安定感のため腹帯や妊婦ガードルを使用する。 ・育児用品・入院物品の準備を始める。
・性交をつつしむ。 ・身体を清潔にする。 ・便通を整える。 ・妊婦体操を始める。 ・食事摂取に留意し塩分を制限する。
・服薬は医師の指示をうける。 ・分娩場所を決めておく。   ・母親学級に参加し分娩の準備をはじめる。  
妊婦
健診
4週間に1回 2週間に1回
主な
検査
  初期検査    
月数
7ヶ月
8ヶ月
9ヶ月
10ヶ月
週数
24~27週
28~31週
32~35週
36~39週
胎児の発育 身長 約35㎝ 約40㎝ 約45㎝ 約50㎝
体重 約1000~1200g 約1500~1700g 約2000~2300g 約3000~3200g
その他   ・皮下脂肪がつきはじめ少しずつふっくらとしてくる。 ・皮下脂肪が増え、あかちゃんらしい体型になる。 ・頭が骨盤の中に入りはじめる。
  ・聴覚が発達し、外の音もよく聞こえてくる。 ・シワもなくなり、皮膚は淡紅色となる。 ・生活能力が完成し体外にでる準備ができはじめる。
  ・体外での生活能力がついてくる。 ・生活能力も高まる。  
母体の変化 ・むくみ、静脈瘤、痔などが出やすく、腰・背痛もおこりやすくなる。 ・子宮が大きくなり、胃を圧迫するため、食事がつかえる感じがする。 ・子宮がいちばんあがっている時期で、胃の圧迫感が強くなる。 ・子宮が下がり、胃がすっきりしてくる。
・胎動が強まる。 ・妊娠線がでてくる。 ・胸式呼吸となる。 ・足のつけ根がつっぱったりする。
  ・妊娠性高血圧症候群がおきやすいので注意が必要である。 ・下肢や足のつけ根に重みを感じる。 ・不規則にお腹が張る。
   ・神経過敏になりやすい。       
注意
事項
・むくみ、静脈瘤予防のため、時々足を高くして寝るとよい。 ・お産に向けて心と体の準備を始める。 ・出産準備の点検をし、いつでも入院できるように準備しておく。 ・分娩開始徴候に注意する。
・腰・背痛予防のため正しい姿勢をとるように心がける。 ・妊娠性高血圧症候群の予防、早期発見のためにも定期健診は必ず受ける。 ・産後の計画をたてておく。 ・多めの出血、破水、下腹の強い痛みなどがあれば、すぐに病院へ連絡する。
  ・鉄分や蛋白質に富むバランスのとれた食事をとり、体重の増えすぎに注意する。    
  ・勤労妊婦は、産休の手続きをする。    
妊婦
健診
2週間に1回 1週間に1回
主な
検査
中期検査   後期検査