看護部

部署紹介

5階北病棟 (緩和ケア病棟)

 

5階北病棟 林谷 奈津子 師長

私たちの目指す緩和ケア病棟は、患者・ご家族さまにとっての「暮らし」を大切に支援させていただくことだと考えています。安らぎのある時間を過ごしていただけるよう思いやりをもって誠実に患者さん・家族を支援いたします。患者さまのケアが十分出来るように、医師、看護師、退院支援担当看護師(社会福祉士)、理学療法士、薬剤師、ボランティアなどの多職種がチームで、お世話させていただきます。症状が緩和されれば退院して、外来通院、在宅療養へ移行し入退院を繰り返すことも出来ます。
緩和ケア病棟が地域の緩和ケアの拠点となるように、スタッフ一同努力していきたいと思います。

仕事風景

 

看護

患者様を2人の看護師で担当させて頂くことで、
より質の高い看護を提供させて頂きます。

スピリチュアルケア

スピリチュアルケアとは、お気持ちや気がかりなこと、             
人生や死生に関する考えについてお話をお伺いし、
対話を通して「心の整理のお手伝い」をサポートするケアです。
中井 珠恵先生が担当させて頂きます。

どんな時に話すのか?
病室にいると悪い方へ考えて悶々としてしまう。 何となくひとり取り残されたような気になる。家族に話したいけれど心配をかけてしまう ・・・     そのような時は、担当の看護師さんへお声かけください。スピリチュアルケア・カウンセラーが、お話を伺いに参ります。

何を話すのか?
 病室へ伺うと「何を話したらいいですか?」とお困りになる方がいらっしゃいます。どのようなお話でも構いません。たとえばある方は「なかなか食事が進まない」とおっしゃいます。ごひいきの力士の昨日の取組みを身振り手振りで話して下さる方もいらっしゃいます。またある方は、ご主人に伝授した具だくさんみそ汁の作り方を教えて下さいます。ある方は、勤めていた会社の繁忙期に2日間徹夜したことを懐かしそうに話して下さいます。ご自分にとって小さなことでも、ふと思いついたこと、気になることをお話し下さい。

なぜ話すのか?
それは、何気ないことでも話すうちに、生活のヒントにつながることがあるからです。
ある方は「寝たきりで看護師さんに迷惑をかけるだけ。自分の人生いったい何の意味があったんだろう」と考えておられました。お部屋へ伺うと、ベッドの傍にご主人の写真が立てかけてありました。「ご主人はどんな方でしたか」とお尋ねしました。
 ご主人は身体が弱く、十分に働けなかったようです。その方は、内職で頼まれた着物を縫い家計を助けたそうです。「喪服は、黒くて縫い目が目立つから一番難しかった・・・近所の女の子の浴衣はほとんど縫った。夏祭りに自分の縫った浴衣姿がずらっと並ぶの・・・主人は80歳まで生きてくれた。最期は私の縫った着物を着せて見送ることができた」。話していくうちに、その方の表情は少しずつ明るくなりました。そして「看護師さんたちのように外に出てバリバリとはいかなかったけれど、こうして働いてこられた」とおっしゃいました。その方は、ご家族に「紫色の羽織を持って来て」とお願いなさいました。それは、お母さんのお気に入りの着物をご自分で仕立て直した羽織だったそうです。パジャマだと気持ちが晴れないからとその大切な羽織を着て過ごすことになさったのです。
 ご自分の経験や大切になさってきたことを誰かに話すことは、病気のために思うようにならないご自分の支えとなるものを再発見することにつながります。経験や大切になさってきたことの中に、大切なヒントがあるようです。

どこで話すのか?
 担当の看護師さんに依頼を受けましたら、お部屋へ伺います。気分転換に談話室でお話することも可能です。体調に合わ せてお話をお聴かせ下さい。
*ご紹介したお話は、何名かの大切なお話を編み合わせ、個人が特定されないよう配慮いたしました。ご了承ください。
 

お食事

患者様の好みに合わせできる限り食事ができるように、管理栄養士が希望に合わせ対応しています。

 

リハビリテーション

無理なく入院生活が送られるように、患者様の状態に合わせ、リハビリテーションもしています。

 

緩和ケア病棟のご案内  ⇒ 詳しくはコチラ

 

現場からの声

看護師

緩和ケア病棟は、患者さん家族と関係づくりをすることが大切で、
寄り添った看護が求められていると思います。
患者さん家族と、一緒に考え、一緒に泣くことで、
「看護とは何か」を深く考える機会が多く、日々成長でき、やりがいを感じています。
患者さん、家族が安心して穏やかに入院生活が送られるよう、多職種とも協働し、
努力していきます。