病院情報の公表
令和6年度 病院情報の公表について
当院では、厚生労働省が示す病院情報の公表に関する指標に基づき、令和6年度の病院情報を公表します。
※当該病院情報公表においては、患者さまの敬称を略して「患者」としています。
※当該病院情報公表においては、患者さまの敬称を略して「患者」としています。
集計対象
- 令和5年4月1日から令和6年3月31日までに退院された患者を対象としています。
- 当院は、2022年9月に協和会 協立病院と市立川西病院が統合し川西市立総合医療センターとして新たにスタートしました。 令和4年度のデータは、令和4年4月1日~8月31日は市立川西病院のデータ・令和4年9月1日~令和5年3月31日は 川西市立総合医療センターのデータを抽出し、合算した件数を表示しています。
集計対象外
- 入院した後24時間以内に死亡した患者又は生後1週間以内に死亡した新生児
- 臓器移植をされた患者
- 労災、公災保険、自賠責保険を使用する患者
- 自費診療の患者
- 治験に参加されている患者
- 緩和ケア病棟・地域包括ケア病棟に入院された患者
- 高度先進医療の対象となっている患者
患者数
- 同じ患者が複数回入院した場合は、それぞれの入院期間を患者数として数えます。
- 対象項目で患者数が10未満の場合は「-」にて表示しています。
在院日数
- 在院日数は、入院から退院までの日数とします。4月1日に入院し、4月2日に退院した患者の在院日数は2日となります。
転院率
- 退院先が「他の病院・診療所への転院」の患者を対象とし、転院患者数/各項目の全退院数を転院率としています。
DPC/PDPS(Diagnosis Procedure Combination/Per-Diem Payment System)入院料について
DPC/PDPS(Diagnosis Procedure Combination / Per-Diem Payment System)とは
「診断病名」・「治療行為」・「重症度」・「副傷病」の組み合わせにより、厚生労働省が定めた14桁の診断群分類に基づき医療費を計算する1日あたり定額報酬算定制度のことです。
従来の投薬・注射・検査など一つ一つの診療行為の費用(点数)を合計して計算する「出来高払い」方式とは異なり、DPC/PDPSでは、診断病名ごとに1日あたりの定額報酬が定められており、投薬・注射・検査などの診療行為はその費用(点数)に含まれる「包括評価払い」となります。ただし、手術や内視鏡などの専門的な治療やリハビリテーション等については従来どおり「出来高払い」となっています。
診断病名の選択については、国際的にWHO(世界保健機構)が規程しているICD(国際疾病分類)のルールに基づき行い、手術等、その他の要素についても法律に基づくルールが適用されています。
従来の投薬・注射・検査など一つ一つの診療行為の費用(点数)を合計して計算する「出来高払い」方式とは異なり、DPC/PDPSでは、診断病名ごとに1日あたりの定額報酬が定められており、投薬・注射・検査などの診療行為はその費用(点数)に含まれる「包括評価払い」となります。ただし、手術や内視鏡などの専門的な治療やリハビリテーション等については従来どおり「出来高払い」となっています。
診断病名の選択については、国際的にWHO(世界保健機構)が規程しているICD(国際疾病分類)のルールに基づき行い、手術等、その他の要素についても法律に基づくルールが適用されています。
DPC/PDPSによる計算方法について
入院医療費=包括評価 × 在院日数 × 医療機関別係数 (※1) +出来高評価
※1)「医療機関別係数」とは、病院の機能に応じて定められる一定の係数です。この医療機関別係数により同じ診断病名・治療でも病院によって医療費の総額が異なる場合がありますのでご留意ください。
DPC/PDPS対象外の患者
- 労災、公災保険、自賠責保険を使用する患者
- 自費診療の場合や診断病名がDPC/PDPSに該当しない患者
- 治験に参加されている患者
- 緩和ケア病棟にご入院の患者
- 高度先進医療の対象となっている患者
- 入院後24時間以内に亡くなられた患者
病院指標
病院年報
医療情報取得加算について
化学療法室
化学療法室のご紹介
近年、がん化学療法(抗がん剤治療)は、新しい抗がん剤が登場し、治療方法も進歩しています。またがん化学療法の副作用に対する予防や対策も確立されてきました。そのため、従来、入院治療が主であったがん化学療法は、外来で実施することが多くなってきました。外来で化学療法を行うことは、入院せずに通院で治療が行えるため、QOLが向上し、また経済的負担も軽減されると考えられます。当院ではこれまで各科外来でがん化学療法を実施してきました。しかし、がん化学療法は、抗がん剤による様々な副作用や、点滴もれによる皮膚障害など、他の点滴治療より危険性が高く注意が必要です。患者様に安心で安全な外来化学療法を受けていただくため、化学療法室を開設しました。
化学療法室の特徴
- 専用のリクライニングチェア10台と電動ベッド5床(計15床)を設置しました。
- 薬剤科に安全キャビネットを設置し、薬剤師による安全な抗がん剤の調剤を実施しています。
- 化学療法室専任看護師を配置し、細かな副作用のチェックや説明を行っています。
- 複数チェックにより正確で安全な化学療法を実施しています。
- 音楽や絵画と取り入れリラックスして治療が受けられる環境を整備しました。
患者様やご家族がさらに安心して外来化学療法を受けていただけるよう、また正確で安全ながん化学療法を提供するために今後も努力してまいります。
レジメン一覧 名称紹介
- 胃がん
- 大腸がん
- 乳がん
- 食道がん
- 膵・胆道・肝臓がん
- 泌尿器科系
- 婦人科系